振袖の下には何を着ればいいの?

こんにちは!

大分市大道町の大型振袖専門店のなかの座咲くらKANです。

 

ますます暑くなってきたこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏の甲子園が楽しみではありますが、高校球児も皆様も、暑さ対策を万全にしてこの季節を乗り切っていきましょうね!

 

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振袖や浴衣の下に着けるインナーのことお教えします!

さて、実は夏は一年で1・2を争うほど、日本人が着物(浴衣)を着る季節でもあります。

 

ですが、普段着物を着慣れない方が多いからか、毎年こんなお悩みを耳にします。

 

『着物を着る時、インナーは何を選べばいいの?』

 

着物の下には、長襦袢・肌着をお召しいただきますが、女性は洋服ではインナーにはブラジャーを必ず着用しますし、また季節によってはキャミソールやヒートテックも欠かせません。

 

振袖のご成約をいただいたお嬢様・お母様からも、着物を着るためにはどんなインナーを用意すればいいのか相談をお受けすることもよくあります。

 

今回は、振袖や浴衣など着物を着る時に、どんなことに気を付けてインナーを選べばいいのか、気を付けるポイントなどをご紹介いたします。

 

 

ワイヤーは避けて

着物を着るうえで一番のおススメは和装ブラジャーです。

 

昔は着物の下は下着をつけていなかったという話もありますが、昨今では、バストはある程度ホールドしてあげていた方が、着姿が美しく見えるという考えが主流です。

 

実は着物は洋服以上に体のラインが見える衣装です。

 

そのため、振袖や訪問着などの着物を着る時は必ずといっていいほど『補正』というものをします。

 

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

タオルや綿などで体のラインを整えて、着物を美しく着るために、体型を筒になるように補正するのです。

 

その点、バストは女性の体で一番凹凸の出やすい部分でもあるので、ブラジャー選びは少し慎重になった方がよいでしょう。

 

ポイントとして、ワイヤーが入っているものは避けた方が無難です。

 

バストを盛ると、着物のかたち状、どうしてもスッキリとした着姿になることは難しくなりますし、何よりも上から腰紐や帯を締めるので、ワイヤーが当たって痛くなったり締め付け感が増したりすることがあります。

 

とはいえ、着物姿を美しくするためには、背中から脇を細くバストを整えなければなりません。

 

そこで、着物を着る時用の和装ブラジャーをお勧めしています。

 

バストのボリュームを抑える機能に優れているので、特にバストの豊かな方は和装ブラを着用した方が着姿が綺麗になりやすいです。

 

ただ、今度成人式や前撮りで振袖を着るけど、そのたった1回のために和装ブラを買うのも……という方は、ノンワイヤーのブラやブラキャミソール、ブラタンクトップをおススメいたします。

 

ホールド力は低いものの、比較的締め付け感は軽く、ブランドによっては汗をかいても速乾性に優れていて機能性が高いのも着物を着るうえで過ごしやすくなります。

 

ラインが出ないものを

着物は、意外とインナーのラインが響きやすいものです。

 

振袖・訪問着や留袖など袷(冬用の着物)に関しては、ブラジャーのラインはあまり気にしなくても大丈夫でしょう。

 

浴衣や単(夏用の着物)は、物によっては多少見えてしまうものもあるかもしれません。

 

ただ、ショーツはいずれも季節関係なく、できるだけラインの出ないものを選んだ方がよいでしょう。

 

着物は腰から足元にかけて細身になるよう、裾すぼまりに着付けます。

 

その方が美しくなるからなのですが、そうするとお尻にぴったりと着物を沿わせて着付けることになるので、どうしてもショーツのラインが目立ってしまうこともあります。

 

タイトスカートを想像していただくと分かりやすいかもしれませんね。

 

ですので、できるだけ着物の上から見てラインの響きにくい、レースのものやシームレスのものをおススメいたします。

 

色に注意

袷(冬用の着物)や、または色柄の濃い着物であれば、インナーの色が透けて見えてしまうことはありません。

 

注意が必要なのは、浴衣や単(夏用の着物)の時です。

 

また、最近では振袖でも淡い色や真っ白な色柄のもの、レース振袖がとても人気ですが、そういった振袖もインナーの色には気を付けた方がいいでしょう。

 

それらの透けやすい着物を着る時のインナーは、必ずベージュを選んで下さい。

 

これはスタッフの体験談ですが、黒や白・ピンクは透けにくいと思って、大失敗したことがあります。

 

黒は案外、透けて見える色になるので要注意です!

 

襟元の開いたものを

キャミソールや、季節によってはヒートテックを着ることもあると思います。

 

キャミソールは、おそらくデザイン状、ほとんどのものが問題ないと思われますが、ヒートテックを着用する時は首元が思い切り開いたデザインのものを選ぶことをおススメします。

 

首元が詰まっていると衿から見えてしまいますし、一般的なヒートテックでは衣紋(うなじ部分)から出てきてしまいます。

 

いまは、うなじ背中あたりから鎖骨付近まで大きく開いた、襟ぐりの広いデザインのヒートテックがありますので、もし寒い季節に防寒対策で着用するなら、そういったものを探された方が心配ごとが減るのでいいですね。

 

まとめ

大切なお嬢様の二十歳の晴れの日、素敵な振袖の思い出となること間違いなしなので、万全の準備で迎えたいですよね。

 

着物の下のインナーは、着姿はもちろん、着心地や過ごしやすさに関係してきます。

 

その他、尋ねにくいこと、小さなことなど、ご質問やご相談がありましたら、どんなことでも咲くらKANの方にお問い合わせください。

 

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