皆さんこんにちは、なかの座 咲くらKANです。
今年も残り2ヵ月。毎年ながら一年はあっという間ですね……。
なかの座 咲くらKANでは1月の成人式に向けて準備を進めております!
来年の1月に成人式を迎える方は、そろそろドキドキしはじめているのではないでしょうか?
成人式というタイミングにこれまでの20年間、
家族でお祝いした通過儀礼を振り返ってみませんか?
お宮参りや七五三など、記念に撮った写真を見ながら振り返ると、思い出が鮮明に蘇ります。
お正月などご家族が集まる機会には思い出の振り返りがぴったりです。
そして、これからはそこに「成人式」の思い出写真が加わります。
スマホやパソコンにデータとして残すのとはまた違った、形に残る写真の良さがありますよね。
来年成人式の方は既に前撮りを終えられている方も多いとは思いますが、
これからの方は前撮り撮影を楽しみにしていてくださいね♪
着物で祝う日本の通過儀礼
日本にはさまざまな通過儀礼があります。
お宮参りから始まり、お食い初め、初節句、七五三に十三参りなど、
家族でお祝いをした思い出はありますか?
お嬢様ご本人の場合、お宮参りやお食い初め、初節句は覚えていないと思いますが、
当時の写真を見ながら、ご両親にその時の話を聞いてみるときっと喜んで教えてくれると思いますよ。
お母様、お父様、ぜひお嬢様の名前の由来などとともに素敵な思い出を教えてあげてくださいね。
そして、七五三ならお嬢様もきっと覚えていらっしゃると思います。
「七五三の時に慣れない着物で泣いてしまった気がする…」「近くの神社に行ったんだっけ…?」
など家族で思い出を振り返るのもすてきな時間ですね。
ここからは、
11月で七五三シーズンということもあるので、
七五三の時に着た着物と振袖の違いをテーマにしてご紹介してまいります。
振袖と七五三の時の着物って何が違うの?
女の子は3歳と7歳で七五三のお祝いをします。
子ども用の着物と大人用の着物の形が違うのはなんとなく想像が付くと思いますが、
実は3歳と7歳でも着物の形は違うのです。
【七五三】3歳の着物
子どもの着物は「一つ身」「三つ身」「四つ身」などの種類があります。
3歳のお祝いでは「三つ身」の着物が一般的です。
子ども用の着物は大きめに作られているので、
肩揚げや腰揚げをしてお子さんの身体の大きさに合わせて縫い上げます。
帯は浴衣で使われるへこ帯などを苦しくないように簡単に結び、
その上に「被布(ひふ)」というベストのような着物をかぶせます。
柄は小さなお子様らしく可愛らしいものが多いですね。
【七五三】7歳の着物
7歳は「四つ身(本裁ち)」の子が多くなってきます。
本裁ちの四つ身は大人と裁ち方が同じなので、振袖と形はほぼ同じと思っていいでしょう。
3歳の時とはちがって、帯もしっかり結びます。
しかし、肩揚げをしたり、筥迫(はこせこ)をという小物を胸元に挟んだり、
広末という扇子を帯締めに挟んだり……、成人式で身に着ける振袖とは違いがあります。
筥迫は江戸時代の武家の女性たちが持っていた化粧ポーチのようなもの。
扇子は人生の節目である冠婚葬祭でよく使われます。
子どもの人生が末広がりに栄えますようにとの願いが込められています。
着物の柄は3歳の頃よりも落ち着いた柄になっています。
少しお姉さんになって自分の好みも出てくるので、
着物選びをご家族様と一緒にされた思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
成人式で装う振袖
そしてハタチで装う振袖は、
もちろん肩揚げや腰揚げもなくなり、いよいよ大人と同じ着物・着付けになります。
うなじが見えるよう、襟の後ろを少し抜いて着付けるのも七五三との大きな違いですね。
振袖・小物の色柄はもちろん、着物自体、着付け、ヘアメイクが変わることで、
幼い印象から「大人の女性」へ様変わり。
前撮り撮影時にも、グンと大人っぽくなったお嬢様の振袖姿を見て、
「まだ子どもだと思っていたけど、いつのまにか大人の女性になったんだなぁ…」と
涙ぐまれる親御様がたくさんいらっしゃいます。
「うちの子、七五三の時は泣いちゃって全然笑顔になってくれなかったんですよ。今日は緊張しているみたいだけど(笑)」
なんて裏話を教えていただいたり、
やはり一つひとつの通過儀礼が家族の大切な思い出になるとともに、
「成長の証」になっているのだと実感しています。
前撮り撮影をされた先輩方のお写真はこちらから
▶︎お客様写真館
通過儀礼の着物(振袖)写真エピソード
私には8歳と4歳のいとこの女の子がいるのですが、
何か記念日があるごとに叔母が写真を送ってきてくれます。
去年も二人の七五三の写真が送られてきました。
いとこは今まで見たことのない色使いや柄使いの着物を着ていて、
最近はこんな色が流行っているのだなぁ〜と時代の流れを感じました。
そして私も自分が3歳の頃に姉と着物を着て撮った写真と、
成人式の前撮り写真を引っ張り出してきて、叔母に送りました。
叔母は昔、私や姉とよく遊んでくれていたので
「この頃の〇〇ちゃん(私)、可愛かったな〜。今はすっかりきれいになっちゃって♪」
なんて言って褒めてくれたりしました。
たった二枚の写真で幸せな思い出が沢山思い返されて、
LINE越しでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
そして、まだまだ早いですがいとこの成人式を楽しみに思う気持ちも芽生えました。
振袖姿を写真に残しておくということ
写真は成長記録でもありますが、思い出も一緒に閉じ込めておくことができます。
たとえご自身がその時のことを忘れていたとしても、
写真を見た時に「そういえばこの時……」と記憶が蘇るかもしれません。
お母様やお父様と一緒に写真を眺めれば、お二人が思い出話をしてくれるでしょう。
スマホやSNSに残しておけば十分と思われるかもしれませんが、
やはりプロに撮ってもらった形に残る写真は一味違います。
これから振袖選びを始める方は、ぜひ前撮り撮影も前向きに考えてみてくださいね。
そして出来上がった写真を七五三の時の写真と並べてみてください。
身長や顔つきが変わっていて大人になった自分を客観的に見ることができますし、
また新たな思い出がしっかりと心の中に刻まれますよ。
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なか座咲くらKANでは、着物のプロフェッショナルであるスタッフがお客様のお話を伺いながらイメージを組み立てご提案いたします。振袖の色合わせや小物について、メンテナンス方法までしっかりとご案内させて頂きます。県下最大級の品ぞろえに加え、質の高い振袖をご用意していますので、たくさん見比べて最高の1着をお選びいただくことができます。
振袖をご検討のお客様には、お得なご購入プラン・レンタルプランをそれぞれご用意しております。どちらもリーズナブルでたくさんの特典が付いております。
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また、お母様の振袖をお嬢様が受け継いで着られる方にもオススメなプランをご用意しております。
サイズを合わせるお仕立て直しや、シミ抜き、丸洗いで汚れを落として美しく仕上げます。
そして、最新の小物でコーディネート。小物や色使いでグッと雰囲気を一新します。
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なかの座咲くらKANのインスタグラムには、素敵な振袖のコーディネートや前撮りの写真をたくさん投稿しています。ぜひ参考にのぞいてみてくださいね。
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