【絞りの振袖】と【絞り柄の振袖】違いって何??

絞り振袖 世人式

成人式(20歳のつどい)や結婚式など、華やかな場面で目にすることが多い振袖。

なかでも、近年成人式(20歳のつどい)で人気が高まっているのが「絞りの振袖」です。

まるで絵画のような美しい模様と、希少価値の高さが魅力ですが、具体的にどのような特徴があるのでしょうか?

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【絞りの振袖】の特徴

絞り振袖 成人式

絞りとは、生地を糸で括(くく)ったり、板や棒などで挟んで型を作ったりしてから染料(せんりょう)で染め、糸や型を外すことで模様を表現する伝統的な技法です。この絞り技法を用いて作られた絞りの振袖は、他の着物にはない独特の風合いと奥行きのある美しさが特徴です。

絞りの種類は、大きく「絞り染め」と「注染(ちゅうせん)」の2つに分けられます。

絞り染めは、糸で括った部分だけ染め残す技法で、古典的な柄が多いのが特徴です。

一方、注染は生地全体に染料を注ぎ、その後絞り出す技法で、ぼかしやグラデーションなど、多彩な表現が可能になります。

絞り振袖 成人式

絞りの振袖は、柄だけでなく色も豊富です。定番の赤やピンクはもちろん、近年ではブルーやグリーンなど、個性的な色も人気を集めています。また、金箔(きんぱく)や刺繍(ししゅう)などの装飾を施した豪華なものも多く、まさに晴れ着にふさわしい華やかさを演出することができます。

希少価値の高い振袖

絞りの振袖は、一つ一つ手作業で作られるため、大量生産することができません。

そのため、他の着物に比べて希少価値が高く、高価なものが多いのも特徴です。

特に、伝統的な柄や複雑な技法を使った絞りの振袖は、数百万から一千万円以上するものも珍しくありません。

絞りの振袖を選ぶ際には、生地の素材や絞り技法、柄の出方など、細部までしっかりと確認することが大切です。

最近多い【絞り柄の振袖】

絞り振袖 成人式

一方、最近では絞り柄の振袖と呼ばれるものも多く見かけます。

絞り技法ではなく、プリント技法で絞り柄を表現したものです。

プリント技法で作られているため、比較的安価に購入・レンタルすることができます。 近年、技術の発展により、非常に精巧なプリントが可能になったため、一見すると本物の絞りの振袖と区別がつかないほど美しい仕上がりになっています。

まとめ

【絞りの振袖】と【絞り柄の振袖】は、製法、希少性、価格、質感、風合いなど、様々な点で違いがあります。それぞれの特徴を理解した上で、自分の予算や好みに合ったものを選ぶようにしましょう。

人生で一度の二十歳の集い(成人式)を長く楽しむためにも振袖選びを早めに始めて、

当日のよいお仕度時間を確保し、最高の思い出にしましょう!

なかの座咲くらKANは創業76年のなかの座グループの振袖専門店です。

経験豊富なスタッフが多数在籍し、高い着付けのクオリティと多くのお仕度枠を確保しております。

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