
夏の風物詩といえば、やっぱり浴衣。
花火大会や夏祭り、夕涼みのデート……
せっかくなら、自分で着付けをマスターして、もっと自由に浴衣を楽しんでみませんか?
今回は「浴衣の着付け編」として、準備する小物と、実際の着付け手順を分かりやすくご紹介します。
まずは道具から。浴衣に必要な小物たち
浴衣って「浴衣と帯さえあればOK」と思われがちですが、実はきれいに着るためにはいくつかの小物が必要なんです。
だけど心配しないでください。難しいものは一つもありません!
浴衣を着るのに必要な小物一覧
•浴衣
主役。着たい柄や色でテンションを上げて
•帯(半幅帯 or 作り帯)
自分で結ぶなら半幅帯、初心者さんは作り帯もおすすめ。
• 腰紐(2〜3本)

浴衣を固定するための細い紐。
• 伊達締め(だてじめ)

帯の下で浴衣をピタッと安定させるサポートアイテム。
• 肌着 or 浴衣インナー


直に浴衣を着るのはNG。
透け防止にもなる、必須アイテム。
• タオル(1〜2枚)

ウエストが細い方は補整に使います。形がキレイになります。
・帯板(おびいた)

帯の下に入れてシワ防止&帯がふにゃっとしない工夫。
• 下駄 or 草履
浴衣の着付け手順
Step 1|肌着を着て、ベースを整える
まずは肌着を着用。これは「汗を吸う」「透けを防ぐ」大事なステップ。
浴衣の下にキャミソール+ステテコでもOKですが、専用の浴衣スリップがあると安心です。
Step 2|体型補整(タオルで調整)
ウエストにくびれがある方は、タオルを1〜2枚巻いて凹凸をフラットにします。
帯を巻いたときに美しく仕上がり、着崩れもしにくくなります。
Step 3|浴衣を羽織って、長さを決める
浴衣の中心線(背縫い)を背中の中心に合わせて羽織り、
裾の長さをくるぶし・足首あたりに調整。
左右の打ち合わせは必ず「左前」に!(右が内側、左が上)
Step 4|腰紐でしっかり固定

裾を持ち上げて、ウエスト位置で腰紐を締めます。
余った生地は整えて、「おはしょり(帯下にできる折り返し)」をキレイに作ります。
Step 5|伊達締めでさらに安定

腰紐の上に伊達締めを巻くと、着崩れを防ぎつつ全体がピタッと落ち着きます。
このひと手間で、見た目がグッと整います。
帯結びは、次回書かせて頂きますのでまた読んでいただけますと嬉しいです。
まとめ|
夏のお祭り可愛い浴衣をきて楽しみましょ~!
また分からない事などあればお問い合わせくださいませ。