結婚式に振袖を着たい!選ぶポイントやマナー、注意点は?

こんにちは!澄み切った秋晴れの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

着物を着る機会が少なくなっている今、結婚式に振袖を着たいけど、持っている振袖を着ても大丈夫かしら?レンタルも考えているけど、色、柄等、選ぶポイントは?等、結婚式で振袖を着る際のマナーや、注意点をご紹介します!

お友達や親戚の結婚式や披露宴に招待されたとき、ドレスも悪くありませんが、せっかくですから印象に残る装いで列席したいですよね。そこでおすすめなのが女性らしく華やかな振袖です。

振袖は結婚式のお呼ばれにふさわしい着物

未婚女性の場合、結婚式のお呼ばれに着ていく着物は第一礼装である「振袖」がおすすめです。振袖のほかにも、結婚式のお呼ばれで着られる着物には、色留袖、訪問着があります。受付係やスピーチ等、ゲストの中でも特別な役割を依頼されている場合は「場に華を添える装い」や「きちんとしたドレスアップ」が肝心ですから、そういった意味でも未婚女性に振袖はぴったりの着物です。おめでたい結婚式や披露宴に祝福の気持ちを表し、新郎新婦やご家族、その他のゲストにもきちんと礼を尽くしたいときには、ぜひ振袖を着てみてください!

結婚式で振袖を着る際のポイントと注意点

結婚式や披露宴の会場に華を添える振袖。若々しく品のある着こなしをしたいですが、結婚式という場面によりふさわしい装いにするには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

花嫁より目立つのはNG
結婚式や披露宴ではなんといっても花嫁が主役です。主役よりも目立ってしまわないよう、少し控えめを心がけましょう。花嫁より豪華な振袖や、花嫁とバッティングするような色柄はNG。一般的には白を避けますが、可能であれば事前に花嫁の着物の柄や色など確認しておくことをおすすめします。

アクセサリー類は基本つけない
和装では、基本的に指輪以外のアクセサリーはマナー違反とされています。ピアスやイヤリングなどは外しておくのが良いでしょう。

髪型はシンプルなスタイルに
振袖に華やかさがあるため、ヘアスタイルは清潔感を重視してシンプルに、少し華やかさをプラスする程度がバランスが取れます。
ヘアアクセサリーは、振袖の柄にあった飾りを選びます。

結婚式のお呼ばれ振袖におすすめの柄

振袖に描かれる柄には伝統的な古典柄から現代的なモダン柄までさまざまな種類がありますが、結婚式や披露宴では、祝福の気持ちを込めて、縁起のよい柄の振袖を選びたいものです。その際の柄選びのポイントをご紹介します。

◇定番人気の「花柄」◇
花柄の振袖は写真写りも良く、季節を問わずドレス感覚で楽しめます。ピンクやブルー、グリーンなどの振袖はドレスで出席のゲストとの色合いが被りにくいのでおすすめです。おめでたい花柄の代表例は、牡丹、桜、菊、梅などでしょう。ただし、桜は「桜散る」ということで縁起を気にする人もいます。土地柄、出席者などを考慮しましょう。また古典柄の中でも花をモチーフにした花文、花丸文、花車なども華やかで好まれる絵柄です。

慶事に欠かせない「古典柄」
吉祥文様有職文様などの古典柄は結婚式にふさわしい落ち着きと祝福の気持ちを表現できる柄です。スピーチなど特別な役割がある場合や、幅広い年代のゲストが招かれる結婚式や披露宴の場合、きちんと感のある古典柄はおすすめです。
吉祥文様:祝意を表す伝統的な文様です、鶴、亀、松竹梅、夫婦円満の象徴であるおしどり、長寿を意味する蝶、和歌を記した料紙の短冊や、鼓、雅な貴族の乗り物である御所車、発展を意味する扇などが代表的です。
有職文様:平安時代より公家の装飾に用いられた伝統的な文様です。たとえば、菱文、立涌、亀甲文などがあります。

個性的な「モダン柄」
定番振袖にはぴんと来ない場合には、モダン柄をおすすめします。バラやボタンなどの花柄+濃い地色の振袖を選ぶとクールな印象で着こなせます。さらに小物を洋風にしてクラッチバッグなどを合わせるとオシャレ度がアップして、夕方からの披露宴や1.5次会などに向いています。
ただ、モダン柄の着物によくある、黒地の振袖は避けたほうが良いでしょう。新郎新婦の親族が黒留袖を着用することが多いため、親族と間違われてしまうかもしれません。

振袖は吉祥文様や古典柄が使われているものが多いので、お持ちの振袖で結婚式へ参列するのも良いですし、咲くらKANでも成人式以外のレンタルも大歓迎です!
振袖の柄について10月13日アップのブログに載せていますので是非ご参考に!

▶︎▶︎▶︎振袖の柄に込められた意味◀︎◀︎◀︎

結婚式で振袖を着た時の基本マナー

結婚式で、振袖着用時の所作に関するマナーも大事なところです。もちろん成人式の振袖を着用時も参考になりますよ!
正しいマナーを守って振る舞うことで、振袖の良さが更に際立ちます!

振袖を着ているときは、背筋を伸ばして顎を引くように意識しましょう。
また上前を全面に見せるように立つことで柄を綺麗に見せることができます。

歩くとき
歩く際は、普段よりも歩幅を小さくし、足は八の字を作るように歩きます。
膝を内向きにするような感覚で、袖を手に持って歩くと美しく見えます。

■座るとき■
座る際は椅子と正座で振る舞い方が異なります。

椅子の場合
帯があるため、崩さないようにします。背もたれに深く腰掛けるのはNGです。
半分ほどを目安に浅く座りましょう。

正座の場合
正座をする場合は右足から、太ももあたりの上前を手で軽く押さえながら膝を床につけます。

■食事をする時■
食べ物や飲み物から振袖をガードするため、大きめのハンカチを準備しておきましょう。ひざや胸元にかけておけば安心。周囲を心配させないのもマナーの一つです。

階段の上り下り
階段を使用する際、特に注意したいのは裾です。

上るとき
上るときは必ず右手を使い軽く持ち上げ、裾が地面に付かないようにします。
少し内股を意識して歩くことで綺麗に見えます。

下るとき
下る時も、上る時同様に軽く裾を持ち上げ、少し斜め向きに歩くと綺麗に見えます。

手を動かすとき
振袖は袖が長いため、素早く手を動かすと大きく揺れてしまいみっともないです。
手を動かす際は、必ずたもとを片方の手で押さえながらゆっくり動かすように意識しましょう。

~最後に~
人生の門出を祝う結婚式。振袖姿の列席者がいると、会場が一気に明るくなりますし、とても喜ばれます。お祝いの気持ちを込めて振袖で華を添えてみてはいかがでしょうか。

なかの座では、毎年たくさんのお客様の「ご成人の振袖」のお支度のお手伝いをさせていただいております。結婚式でもお召しいただける振袖をご購入はもちろん、成人式や結婚式等、セレモニー毎にレンタルされたいという方には「レンタル振袖」プランもご用意しております。振袖のマナーや着用シーンのご相談にも親身にアドバイスさせていただきますので、どうぞお気軽にお声がけくださいませ^_^

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地元で72年続く呉服店であるからこその安心感、県内一の豊富な品揃えで、これまで大分の和装文化に寄り添ってまいりました。
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