
今日は振袖に用いられる「絞り」と呼ばれる染色技法について、近年のトレンドも交えてご紹介します。
・絞りとは何か
・絞りの魅力
・トレンド
・絞りの振袖でまわりと差をつける
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絞りとは何か?

絞りは、生地に特定の模様を作るための伝統的な染色技法(せんしょくぎほう)です。奈良時代から続くこの技術は、素材の一部を絞って防染(ぼうせん※1)することで、独特な風合いと模様を生み出します。近年、絞りの振袖は高級感と手作りの魅力が再注目され、多くの人に愛されています。
※1防染(ぼうせん)は、布を染める際に特定の部分を染まらないようにする技法です。絞り染めでは、糸で括る、板で挟む、防染糊を使う、縫い締めるなどの方法で模様を作ります。この技法により、独特の風合いやコントラストが生まれ、絞り特有の美しい意匠が完成します。
絞りの魅力とは?

絞りの振袖は、その豊かな歴史と職人の手作業による独特の風合いが魅力です。特に、鹿の子絞り(かのこしぼり)や辻が花(つじがはな)など、代表的な技法により生まれる模様は、どれも一つとして同じものはありません。さらに、絞りの振袖は時代を超えて愛されるデザインであるため、長く使える宝物としても重宝されています。
新たなトレンドと楽しみ方

現在、絞りの振袖はさまざまなスタイルで提供されています。例えば、最新技術を駆使した“絞り風”のデザインや、インクジェットプリントの振袖も登場しています。これにより、手の届きやすい価格帯から始まり、伝統的な本疋田絞り(ほんびったしぼり)など、高級品まで選択肢が増えています。このように、誰でも自分に合った絞りの振袖を手に入れやすくなっています。
絞りの振袖でまわりと差をつける

20歳のつどい(成人式)は人生の重要な節目の一つです。絞りの振袖を着れば、その独特のデザインと高級感で、一際目を引くことができるでしょう。特に、周囲に一歩差をつけるための選択肢として、絞りの振袖は非常におすすめです。もしお母様やおばあ様から受け継いだ振袖があるなら、ぜひリメイクを検討してみてはいかがでしょうか。
不安な点は、ぜひ『なかの座咲くらKAN』にご相談ください。
振袖選びは一生に一度の特別な体験です。
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