【焦りは禁物ですが…】「冬、12月」こそ振袖選びに走るべき理由とは?

「選べるはずだったのに…」1月からの地獄絵図を避けるために

振袖選び時期

「成人式(20歳のつどい)の振袖選びなんて、まだまだ先でいいわよね?」そう思っていませんか?

もしあなたが高校2年生、または3年生のお嬢様を持つお母様であれば、その油断は取り返しのつかない後悔につながるかもしれません。

毎年1月、成人式(二十歳のつどい)が終わった直後から、私たちの店は一気に戦場と化します。華やかな式典のニュースや写真を目にしたお母様・お嬢様が「うちも早く選ばなきゃ!」と雪崩を打って来店されるからです。

あれは数年前の1月。

待合室は満員で、試着室は常に争奪戦。

お客様から「新作のあの振袖、さっきインスタで見たのに、もう決まっちゃったんですか?」と悲鳴のような声を聞いた時、私は胸が締め付けられる思いでした。

そう、人気の振袖や良い時間帯は、人知れず冬の間に動いているのです。

実は、振袖選びに最も適した時期、それはまさに「この冬、特に12月」なのです。

なぜ12月が狙い目なのか、現場のリアルなデータと体験から徹底的に解説いたしましょう。

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現場で見た! 1月に起きる「振袖争奪戦」のリアル

「年が明けてからで十分でしょう」というご意見に、私は真っ向から反論します。

成人式(20歳のつどい)直後の1月こそ、振袖選びにおいて最も避けるべき時期だからです。

憧れの「新作」が先に決まる悔しさ

2027年振袖
2028年振袖
2029年振袖

振袖販売店は、毎年秋から冬にかけて、翌々年以降の成人式に向けた「新作」を入荷します。

これらの新作は、当然ながら点数が限られています。

特に人気デザイナーのシリーズや、SNSで話題になった振袖は、あっという間に予約が埋まります。

現場の事実として、新作入荷から12月までの間に、人気柄約30%〜40%は契約が成立します。(※この数字は2023年〜2024年の弊店人気新作の予約データを元に算出しています。)

そして、1月に入ると、来店者が殺到します。

例えば、お目当ての振袖を見つけて「試着したい!」と思っても、その振袖がすでに「ご予約済み」の札がついているケースが頻発します。

お客様が「せっかく来たのに…」と肩を落とす姿を見るたびに、「もっと早く動いていれば!」と心の中で叫びたくなります。

12月は、成人式(20歳のつどい)シーズン前の「嵐の前の静けさ」です。

お客様が比較的少なく、じっくりと腰を据えて新作のすべてを吟味できる、絶好のタイミングなのです。

混雑による「妥協」のリスク

1月の土日は、予約なしのお客様も多く来店され、店内は「ごった返す」という表現がぴったりです。試着にしても、小物選びにしても、一つ一つに時間がかけられません。

私が経験した失敗談として、かつて忙しすぎる1月に、あるお嬢様の帯締めの色合わせを慌てて決めてしまったことがあります。

後日、そのお嬢様から「やっぱりあの時の帯締めがしっくりこない」と連絡があり、再来店していただき選び直しました。これは、販売員側にもお客様側にも精神的な余裕がないために起きる悲劇です。

誰にも邪魔されず、理想のコーディネートを一つ一つ吟味したいのなら、混雑を避けた12月が最適解でしょう。

忙しい高校生必見! 12月が「時間」を制するカギ

振袖選びを後回しにしてしまうお嬢様は、必ずと言っていいほど、進路や学業で忙しい高校3年生、または2年生です。

受験・就活の壁! 時間に追われる3年生の現実

高校3年生は、年明けからがまさに正念場です。

 ○ 1月:大学入学共通テスト

 ○ 2月〜3月:一般入試、推薦入試、卒業準備

 ○ 4月:新生活スタート

このスケジュールの中で、「週末にゆっくり振袖選び」をする余裕は、ほとんどありません。

受験勉強や面接準備、新生活の引っ越しなどで、週末の貴重な時間は全て埋まってしまいます。

結局、お母様が一人で来店したり、お嬢様が疲労困憊の状態で駆け込みで選んだり、という状況が多発します。

「もっと早く来ていれば、ゆっくり選べたのに…」と悔やむ声は、毎年必ず聞かれます。

2年生も油断できない「部活と模試」の猛攻

高校2年生も、年が明けて3年生に進級すると、一気に忙しさが増します。

○ 最後の部活動の大会:青春を賭けた大切な時期です。

○ 模試・受験対策:本格的な受験勉強がスタートし、週末は模試で潰れがちです。

「まだ2年生だから大丈夫」と思っているうちに、あっという間に夏が過ぎ、高校3年生の同じ時期に「あれ?もう選ばないとやばい?」と焦ることになります。

12月は、多くの場合、学期末テストが終わった直後であり、本格的な受験準備や部活の山場を迎える前の、束の間の休息期間です。

この時期を逃さず活用することが、「時間」と「振袖」を両方手に入れるための戦略なのです。

最高の一日を予約! 「良い時間帯」を押さえる秘訣は?

振袖選びで「何を予約するか」は、振袖本体だけではありません。

成人式(20歳のつどい)当日、着付けとヘアメイクの時間帯こそ、もう一つの重要な「争奪戦」なのです。

「朝イチ」の価値はダイヤモンド級

2027年成人式前撮り
2026年成人式後撮り

成人式(20歳のつどい)当日の着付け・ヘアメイクは、通常、早い時間帯(朝5時〜7時台)から予約が埋まっていきます。

なぜなら、朝イチの予約にはダイヤモンド級の価値があるからです。

理由1)疲れがない: 早朝の着付け師は集中力が高く、お嬢様自身もまだ体力があります。着付けの精度が最も高い時間帯です。

理由2)写真が美しい: 式典前の良い光の中で、ご自宅や会場周辺で一番美しい状態で写真撮影ができます。

理由3)余裕を持って参加: 式典にギリギリで駆け込むことなく、友達との再会や写真撮影に心の余裕を持って臨めます。

遅い時間帯(9時以降)になると、着付け師も疲労が蓄積し、会場への移動も混雑し始めます。

12月の予約行動がもたらす「朝イチ」の権利

振袖のレンタル・購入の契約と同時に、多くの場合、成人式(20歳のつどい)当日の着付け・ヘアメイクの時間帯を予約します。

つまり、契約が早ければ早いほど、人気の朝イチの時間帯を選ぶ権利を得られる可能性が高まるのです。

私が過去に目にした事例では、12月に契約したお嬢様は、希望通りの「朝6時半スタート」の時間を確保できましたが、1月下旬に焦って来店されたお嬢様は「午前10時スタート」しか空いておらず、式典に間に合わせるのがやっと、という状況でした。

混み合わない12月に、ゆっくり振袖を選び、そのまま最高の朝イチ時間を予約する。

これこそ、プロの販売員が密かに推奨する、最高の成人式を迎えるための「必勝ルート」なのです。

後悔したくないなら、12月に動こう!

最新振袖

「冬、特に12月にこそ振袖選びをするべき理由」について、ご理解いただけたでしょうか。

12月は、「オフシーズン」ではありません。

それは、「新作が残っている」「ライバルが少ない」「時間がたっぷりある」「最高の時間帯を予約できる」という四重のメリットが重なる、まさに振袖選びのゴールデンタイムなのです。

「どうしようかな…」と迷っている間に、あなたの憧れの振袖は、誰かの手に渡ってしまうかもしれません。

後悔のない成人式を迎えるために、今すぐ一歩を踏み出しましょう。

この冬の行動が、あなたの未来の成人式を最高の思い出へと変えてくれるでしょう!

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