今回はお客様からのご質問の中でも特に多い
『お振袖の畳み方とお手入れの方法』についてご紹介させていただきます!
年末にかけて、大掃除などをする際、お持ちのお着物やお振袖を少し干したり
お手入れをしたりすると綺麗に長く保てるようになります!
さらにその後、畳んで戻す必要がありますので、その際に少しでも
お役立てればと思います!
①振袖の簡単お手入れの仕方(保管方法)
② 振袖の畳み方
③ まとめ
① 振袖の簡単お手入れの仕方(保管方法)
振袖(着物)は長く同じ場所で置いていると、時期によっては湿気などが多い場合もあり
カビなどが繁殖してしまう場合があります。
もちろん湿気があまりない時期でも、虫食いなどもありますので、そのようなことを
なるべく避け早めに見つけるためには「定期的な陰干し」が一番オススメです!
陰干しをするだけで、着物にこもった湿気を取り除き、カビや虫の発生を軽減できますし
匂いも和らげることができます。
もちろん繊維が劣化しにくくもなるため、長持ちさせることもできます。
また保管方法ですが、まずは通気性の良い
「桐の箱」や「専用の衣装ケース」に保管することが理想です。
そして、直射日光が当たる場所は絶対に避けてください。
紫外線により、お振袖の色あせや生地の劣化が進んでしまいます。
なるべく暗いところで保管すると良いかもしれません!
さらに、虫除けのために「天然の香り」を使用するのも効果的です。
例えば、ラベンダーやヒノキの香りを使うと虫も寄ってこず
いい匂いで保つことができます!
良かったらやってみてください!
② 着物の畳み方
次は畳み方についてポイントを10個にまとめ詳しく画像と共に
ご説明いたします!
その前にまずは、なるべく広く平らなところで畳んでいただくようにお願いします。
振袖の下にものなどがあるとシワの原因になる可能性もありますので
お気をつけください。
○振袖を広げる
平らな場所に、振袖の裏側を上にして全体が見えるように自分から見て頭の方を左に
裾を右に向け広げます。
○本体のたたみ方
1.自分の手前にある裾の方から整えていきます。
下前(右側の身頃)を右脇線に添い内側に折り畳みます。
2.折り込んだ身頃をまた半分に袵線(おくみ)で手前に折り返します。
3.上前の衿と衿先、裾を下前に重ねます。
形山のところから斜めに折り込んで、衿を合わせます。
4.背縫いの線に沿って上前を折り、左の袖を右の袖に重ねます。
5.左の袖を袖付けで折り返します。
6.右の袖も袖付けから裏側に折り返します。
7.全体半分に折ります。
こちらで終了です!
この後、たとう紙や専用の布などに入れて頂くと尚いいと思います。
③ まとめ
ここまでお振袖のお手入れ(保管方法)・畳み方をご紹介しました。
畳み方など1つで振袖の状態は大きく変わってくることもありますので
適切な方法で保管することが大切になります。
年末にかけて振袖を触る機会が少なかずあると思いますので
そんな時は当店のお手入れ方法や畳み方・保管方法などのブログを参考にしていただき
振袖を美しく、長く愛用していただけたら私たちも嬉しいです!
なかの座 咲くらKANでは、お持ちの振袖や着物のお手入れ、メンテナンス
お直しなどについてのご用命を承っております。当店までお気兼ねなくご相談ください。
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なかの座 咲くらKANは、大分駅から徒歩5分の場所に店舗を構える大型振袖専門店です。
大分市だけでなく、別府市、佐伯市、臼杵市、津久見市、杵築市、宇佐市、由布市など
大分県全域から多くのお客様にご愛顧いただいております。
地元で75年以上続く呉服店であるからこその安心感、県内一の豊富な品揃えで
これまで大分の和装文化に寄り添ってまいりました。
これからも大分県の地域一番店を目指し、みなさまの特別な一日を
黒子となって陰ながらお手伝いさせていただきます。
お着物に関することなら、何でもお気軽にご相談ください。
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現在なかの座 咲くらKANでは、新型コロナウイルスの感染予防対策として
ご来店の完全予約制、入店時のマスクの着用・手指のアルコール消毒などにご協力いただいております。
館内の消毒も徹底しておりますのでご安心ください。
ご来店に関しましては、週末を中心に日々ご予約を頂いておりますので、
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