こんにちは！
大分市大道町の大型振袖専門店なかの座咲くらKANです。
皆さん、新生活には慣れたでしょうか？
4月になり、急に暖かくなり桜も一気に咲き始めましたね。
咲くらKANでは、2025年の二十歳のつどい（成人式）対象のお嬢様方の振袖前撮りが始まりました。
さて、本日は振袖と紋のお話をしようと思います。
咲くらKANはママ振袖の持ち込みも大変多くなっていますが、家紋がついている振袖もお見かけします。
『家紋は取った方がいいですか？』と心配されるお母様、逆にご購入の際に『振袖に紋を付けたいんですけど、駄目ですか？』というお嬢様もいらっしゃるようです。
共通した疑問ですが、
Q.振袖に家紋は駄目なのでしょうか？
A.そんなことありませんよ！
家紋入りの振袖もとても素敵です！
その理由を解説いたしますね。
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着物の紋って、そもそも何？
着物の紋は、単なる装飾ではなく、一般的に『家紋や格式を表す重要な役割を果たす証し』です。
紋は、平安時代から貴族の間で「家紋」として使われていました。
江戸時代になると、武家階級にも広まり、格式を表すシンボルとして定着しました。
現代では、家紋以外にも様々なデザインの紋が使用されています。
着物の紋の種類と特徴
紋は入れる着物の種類や格、用途等によって、入れる数や種類が違います。
一つ紋
「一つ紋」は最も略式な紋です。
普段着やカジュアルな着物に着用されます。
背中に一つだけ入れます。
三つ紋
「三つ紋」は準礼装として着用されます。
改まった場でも着用できる着物に着用されます。
背中に一つ、後ろの袖にそれぞれ一つずつ入れます。
五つ紋
「五つ紋」は最も格式の高い紋です。
正礼装に着用されます。
背中に一つ、後ろの袖に一つずつ、前の胸の左右に一つずつ入っています。
紋の入れ方
着物の紋の入れ方には、染め抜き紋、縫い紋、刺繍紋があります。
染め抜き紋
「染め抜き紋」は生地を染める前に型紙を使い、紋の部分を白く抜いたものです。
最も格式の高い紋です。
縫い紋
「縫い紋」は 生地の上に糸で紋を縫い付けたものです。
染め抜き紋よりも略式ですが、華やかさがあります。
刺繍紋
「刺繍紋」は生地の上に糸で紋を刺繍したものです。
縫い紋よりもさらに略式ですが、高級感があります。
紋のデザインについて
入れる紋は、一般的に自分の家の紋「家紋」を選びます。
とはいえ、自分の家紋が分からない場合も昨今は多いようです。
その場合は、蔦や蝶、五三の桐を入れる方もいるようです。
また、洒落紋といって、家紋とは対照的に格式や家系とは関係なく、個人の好みに合わせて自由に選ぶことができるものもあります。
まるで着物のキャンバスに、自分らしさを描くような遊び心のある存在と言えるでしょう。
草花や動物などモチーフもさまざまで、色使いも鮮やかなもの、モダンなものも多いようです。
また、入れ方も刺繍や友禅や型染めなどさまざまです。
振袖と紋
振袖に入れる紋は、家紋でも洒落紋でもどちらでも大丈夫です。
紋の意味を知ったうえで、入れたいという思いに合う紋や入れ方を選ぶといいでしょう。
咲くらKANでは、振袖の購入プランをご用意しております。
寸法に合った振袖、長襦袢をお仕立ていたします。
袋帯等のコーディネート一式、着付けに必要な肌襦袢や足袋等の和装小物もセットになっておりますし、もちろんご希望があれば紋もお入れできます。
長く受け継がれる振袖だからこそ、呉服の老舗なかの座でお仕立てしませんか？
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なかの座 咲くらKANは、大分駅から徒歩５分の場所に店舗を構える大型振袖専門店です。
大分市だけでなく、別府市、佐伯市、臼杵市、津久見市、杵築市、宇佐市、由布市など
大分県全域から多くのお客様にご愛顧いただいております。
地元で75年以上続く呉服店であるからこその安心感、県内一の豊富な品揃えで
これまで大分の和装文化に寄り添ってまいりました。
これからも大分県の地域一番店を目指し、みなさまの特別な一日を、黒子となって
陰ながらお手伝いさせていただきます。
お着物に関することなら、何でもお気軽にご相談ください。
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現在なかの座 咲くらKANでは、新型コロナウイルスの感染予防対策として
ご来店の完全予約制、入店時のマスクの着用・手指のアルコール消毒などにご協力いただいております。
館内の消毒も徹底しておりますのでご安心ください。
ご来店に関しましては、週末を中心に日々ご予約を頂いておりますので
検討されている方はお早めにご連絡ください。