あと1ヶ月程で2025年二十歳のつどい（令和7年 成人式）です。
着慣れない振袖を長時間着ることに不安を感じるお嬢様・お母様も多いようです。
よく『気くずれたらどうしよう？』というご心配をいただきます。
対処法としては、
②気になる箇所を軽く引っ張る
以下、詳しく解説いたします！
来店予約はこちら
電話でのお問い合わせはこちら
☆着くずれの対処法☆
1番の対処法としては、着くずれるような動きをしないことが大前提にはなります。
衿元の緩み・袖から長襦袢が出てしまうといった理由は、姿勢の悪さや腕を大きく動かしてしまうことが理由であることが多いようです。
特に、振袖は袖丈（袖の長さ）がとても長いので、どんなにおしとやかにされていても、どうしても長襦袢が出やすいものです。
そこで、腕・肩周りを大きく動かしてしまうと、長襦袢が出てきてしまいやすくなりますし、首まわりの布が肩に連動して動くので、衿元が緩みやすくなります。
一度くずれてしまうと直しにくいのが振袖ですので、できるだけ着ている最中は普段より動きを控えめに、ゆっくりにしていただくことが一番ですが、そうは言っても綺麗な着姿を諦めたくはありませんよね。
そこで、応急処置的なお直しをご紹介します。
※余計に着くずれてしまわないように、慎重にしてくださいね。
①衿元
左右の半衿をつまんで、ゆっくり上に引き上げます。
開いた衿元が閉じます。
②袖
振袖の脇をつまみ、そっと引き出します。
次に、長襦袢の脇をそろえてつまみ、その上から振袖も同じようにそろえてまとめてつまみ固定します。
つまんだ下の余った脇部分をぐっと帯の下に入れ込みます。
入れ込んだ後、胸元から帯に指を入れ、脇に滑らせると綺麗になりますよ。
③おはしょり
また、レンタルの振袖はお嬢様の体型に合わせて仕立てているわけではないため、着ているうちにおはしょり（帯下、ウエストの着物の折り返し部分）が短くなってしまったり帯から出てきてしまったりすることがあります。
おはしょりが短くなってしまった時は、帯の下の振袖の折返し部分を両手でつまんで、そっと引き出します。
逆に、おはしょりが帯から出てきて長くなってしまった時は、横に真っ直ぐになるように少しずつ帯に入れ込んでください。
最後に、指で撫でるみたいに左から右にしごくと、綺麗になりますよ。
やりすぎると、胸元がくずれてしまったり裾が短くなったりしてしまうので注意してくださいね。
④裾
裾が開いてきてしまったら、振袖の上をめくり、下のウエストの部分を左に引きながら腰紐の下に入れ込み、次に上のウエスト部分（おはしょりの下）を右上に引きながら同じく腰紐に入れ込みましょう。
裾の後ろ側が下がってきて、踏んづけてしまう時、背中側のおはしょりの下・ウエスト部分をそっとつまみ、上に引っ張り上げて腰紐に入れ込んでください。
着物のちょうど良いとされている裾の長さは、かかとより3~5mm程度長めです。
着くずれの応急処置をご紹介しましたが、くれぐれも慎重に、少しずつゆっくりしてくださいね。
完成した着姿に手を加える行為は、慣れていないとさらに着くずれに繋がってしまうこともあります。
可能であれば着物の着付けのできる人に相談していただくか、お願いすることが一番ですが、もしもの時の参考になれば幸いです！
なかの座の着付け
上記の着くずれの直し方を読んでいただいた方は、最後に『着付けのできる人に相談して』と言われてガクっときている人もいるかもしれませんが、着付けとはそれだけ専門知識や経験が必要となってくることがご理解いただけたことと思います。
そのお嬢様の大事な晴れの日のお着付けですが、なかの座では大変ご好評いただいております！
『朝の早い時間から夕方まで着ていたけど、大丈夫だった』『苦しくも気持ち悪くもなかったです！』など、嬉しいお声をお聞きします。
もちろん、着物の着心地には個人差がありますので、着付けしながらしっかりと干物締め具合などをお伺いさせていただいています！
なかの座の振袖
なかの座では、ただいま振袖キャンペーン中です。※リンク貼ります
まだ振袖を選んでいないお嬢様は、この機会にぜひ一度振袖を見にご来店ください！
来年成人（令和7年（2025年） 二十歳のつどいご出席者）様は、二十歳のつどいに関するご案内をよくご確認いただき、今のうちに本番に備えておきましょう！
振袖に関することや二十歳のつどい当日について、もしご不明な点がありましたらどうぞお気兼ねなく、なかの座までお問い合わせください。
来店予約はこちら
電話でのお問い合わせはこちら
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
なかの座 咲くらKANは、大分駅から徒歩５分の場所に店舗を構える大型振袖専門店です。
大分市だけでなく、別府市、佐伯市、臼杵市、津久見市、杵築市、宇佐市、由布市など
大分県全域から多くのお客様にご愛顧いただいております。
地元で77年続く呉服店であるからこその安心感、県内一の豊富な品揃えで
これまで大分の和装文化に寄り添ってまいりました。
これからも大分県の地域一番店を目指し、みなさまの特別な一日を、黒子となって
陰ながらお手伝いさせていただきます。
お着物に関することなら、何でもお気軽にご相談ください。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
現在なかの座 咲くらKANでは、新型コロナウイルスの感染予防対策として
ご来店の完全予約制、入店時のマスクの着用・手指のアルコール消毒などにご協力いただいております。
館内の消毒も徹底しておりますのでご安心ください。
ご来店に関しましては、週末を中心に日々ご予約を頂いておりますので
検討されている方はお早めにご連絡ください。