「振袖を購入したいけど振袖の保管って難しそう……。」というお声をよくお聞きします。
実は、振袖の保管は正しい方法を知っていればそれほど難しくはありません。
今回は、振袖の保管について意外と簡単に行える方法をご紹介します。
- なぜ振袖の保管は大切なのか
- 保管方法の基本
- 保管場所
- たたみ方
- 確認頻度
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1.なぜ振袖の保管は大切なのか
振袖は高価な着物であり、絹(きぬ)などのデリケートな素材で作られています。
湿気や虫、汚れなどによって、変色やシミ、虫食いといったダメージを受けてしまう可能性があります。せっかく一生に一度の20歳の集い(成人式)に着用した思い出のつまった振袖を台無しにしたくないですよね。適切な保管をすることで、これらのトラブルを予防し、長く美しい状態を保つことができるのです。
2.保管方法の基本
振袖の保管の基本は以下の3つです!
1.清潔にする:着用後は、汗や汚れを落とすため、早めにクリーニングに出すか購入した店舗に相談しましょう。
2.乾燥させる:着用後はすぐにたたまず、直射日光を避け、風通しのいい場所で一日陰干ししましょう。汗などがついた状態で放置しておくとシワやシミの原因になります。
3.虫よけ対策:着物用の防虫剤を入れ、湿気を防ぐため、乾燥材も一緒に保管しましょう。
セーターなどと一緒に保管すると虫が移る可能性が高いので控えましょう。
3.保管場所
振袖の保管場所の候補として最も適しているのは、桐箪笥(きりだんす)です。
桐は湿気を吸収し、虫よけ効果もあるため着物の保管には最適な素材です。
ただ近年桐箪笥をお持ちの家庭も少なくなってきました。
その場合は、風通しのいい部屋のタンスの上などの湿気のたまりにくい高いところに保管しましょう。
4.たたみ方
振袖のたたみ方は、専門の業者に依頼するのが確実ですが、自分でたたむ場合も、以下の点に注意しましょう。
振袖を広げ、シワや汚れがないか確認しましょう。次に衿、袖、胴体を順番にたたみます。
最後に上から帯でしっかりと固定しましょう。
なかの座では購入後10年間のガード保障がございます。
毎回1,100円で汚れ落とし、シワ伸ばし等して、新しいたとう紙に包んでお返しいたします。
5.確認頻度
振袖は、年に1~2回は、たとう紙から出して風通しをよくしましょう。この際、シミや汚れがないか、また防虫剤が効いているか確認することも大切です。
定期的にたとう紙を開いて風を通すだけで振袖の保管状態はかなり良くなります!!
まとめ
振袖の保管は、以下の4点だけを意識していただければ決して難しいことではありません。
・着用後はクリーニング
・湿気を避ける
・定期的にたとう紙を開いて風を通す
・防虫対策
清潔にし、乾燥させ、虫除け対策をすれば、振袖は長く美しい状態を保つことができます。この記事を参考に、大切な振袖をしっかりと保管してください。
創業76年を迎えるなかの座では経験・知識豊富なスタッフが多く在籍しております。
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振袖の購入をご検討のお客様はぜひ一度ご来店くださいませ。